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いつのまにか日は長くなって、
近くのコンビニまで歩くだけで汗ばんで、
日中に活動するのが怠くなる季節がきた。
「平成最後の夏」
最近Twitterでよくこのワードを見る。
夏という季節は多くの人にとって感傷に浸れる季節なんだと思う。そうじゃなきゃこんなに手垢が付くまで「平成最後の夏」という言葉を見る機会はないだろう。
もしもあの夏に戻れたのなら何か変わるだろうか。
もしもあの時違う道を選んでいたならどうなっていたんだろう。
生きる事は何かを選ぶことの連続で、選ぶということはその分何かを捨てているということで、そんなの考えたってどうにもならないことは分かってるけど、どうしてもあの時選ばなかった道について考えてしまう。
それは今の人生に満足していないからだろうか?
よく分からないけどきっと私は人生に満足してたって選ばなかった道について考えてしまうタイプの人間だ。
「キラキラしすぎると悲しくならない?」
嵐の櫻井翔くんがこう言ってた。
昔のことを思い出して「青春だったなぁ...悲しくなるね。」そう言った後の言葉だった。
私にもその気持ちは分かる。
何かに打ち込んでいたあの頃を思い出すと悲しくなるし、別に何気ない日々の出来事でも思い出すも悲しくなることだってある。
あとは、嵐のOh Yeah!って曲の歌詞に
「もう一度あの日に戻るとしても おなじ路選ぶだろう」って歌詞があって櫻井翔くんがこの歌詞が好きと言っていた。
「10年前、あのハワイの会見。
もう一度、もう一度あの日に戻るとしても、
きっと同じ道を選ぶだろうなって
強く思います。」
もう一度あの日に戻るとしても おなじ路選ぶだろう なんて言い切れる強さ。
私にはそんなのないから単純にすごいなって思う。
そんな風に強く言い切れる人間じゃないけど、
失った未来と今目の前にある道を見つめて
人生やっていくしかないんだなぁ。
平成最後の夏だからって特別な思い出なんて残りそうにないけれど、でもこんな風にとりとめもないことを考えてることだっていつか思い出したらキラキラしてて悲しくなるかもしれない。
だから特に何でもない日常も、その時考えたこともこうやって書きとめようと思う。
いつかこの日記を見返した時の自分はどう思うのだろう。
楽しみでもあるし怖くもあるなぁ