布団の中
最近何をするにもすぐに疲れてしまう。
少し動いただけでもうダメ、
勉強したって集中力がもたなくてダメ、
すぐに布団の中に引き返すことになる。
コロナで初めて社会の危うさというのを感じた。リーマンショックの頃はまだ子供だったからなんにも分かんなかったけど、コロナのあれこれを見ていると“なるほど、こういうことか”と思う。
マスクもトイレットペーパーも体温計も無くなっちゃうし、マスクなんて国を挙げてどうにかしようと注力してもまだまだ安定した供給とは程遠い。ここまでとは想像できなかった、驚いた。
日常なんて案外簡単に壊れていくものなんだな。
そしてわたしは布団の中から動けない。
あまり詳しいことは分からないけど収束するまで2年はかかるみたいな記事を読んだ。
こんな生活が2年も続くとしたらとてもじゃないが正気ではいられない。
社会の混乱の中でわたしのなかの混沌とした気持ちも不安も何もかも混ざって溶けて無くなって欲しい。そして沈鬱な夜なんか抜け出して暖かく爽快な朝を迎えたい。
果たしてこんな生活が終わる頃にはわたしの混沌とした気持ちも無くなっているのだろうか。
布団から出て沈鬱な夜を、みんなで抜け出したいね。
いつか暖かく爽快な朝を迎えられる日があなたにもわたしにもきますように。